韓国・テグで開催中の世界陸上2011。ウサイン・ボルトが100m決勝で失格した翌日には、室伏広治がハンマー投げで金メダルを獲得するなど、連日驚きを伴った熱戦が繰り広げられている。

そんな折、大会2日目となった8月28日には、超絶美貌の女性アスリートがお茶の間の視線を釘付けにした。走り幅跳びのダリヤ・クリシナ(ロシア)だ。

180cm、57kgの完璧なスタイルは“バービー人形”と称され、スーパーモデルかと見間違うほど。実際、すでに大手マネジメント会社と契約を結び、NIKEも期待の美人アスリートとしてゴリ押ししている。

決勝では自己ベストに届かず7位に終わったが、その実力も折り紙付き。今年チェコで行われたU23ヨーロッパ選手権では金メダルを獲得し、ロシアの走り幅跳びでジュニア記録も持っている。

母国ロシアでは、美人アスリートは大成しないという「アンナ・クルニコワ症候群」なる造語もあるほどだが、クリシナはそのジンクスを破る逸材として期待されている。今夏の挑戦は終わったが、来年のロンドン五輪で、再びその美貌と華麗なジャンプを披露してくれることを心待ちにしたい。

ダリヤ・クリシナ フォト