21日にベルリンのオリンピック・シュタディオンで行われたドイツカップ決勝で、シャルケ04がデュイスブルクを5−0で下し、5回目の優勝を決めた。

2部のチーム相手に、シャルケはドレクスラーの先制点を皮切り、フンテラールが2点、フラド、ヘヴェデスも追加点を入れ、守ってはGKノイアーがほとんど煩わされることなく完勝だった。内田篤人は終盤に途中出場し、ドイツ移籍後初のタイトルを手にした。

リーグ戦は14位とふるわなかったチームだが、これで来季のヨーロッパリーグ出場権を手にした。シャルケのラルフ・ランクニック監督は、「ものすごい集中力でプレーし、最後はありがたいことに無失点で終われた」と喜んだ。

また、主将として真っ先にカップを掲げたノイヤーは、「夢だったんだ。あらゆる瞬間を楽しんでいるよ。夢が叶ったんだからね」と話した。