日本のAV女優、蒼井そらさんこのほど、中国のインターネットユーザーたちの希望に応えて毛筆の腕前を披露した。蒼井さんは「不挂科(試験に合格する意味)」「給力(良い、すごい、おもしろいなどの意味)」などの流行語を毛筆で披露すると、その腕前に多くの中国インターネットユーザーからは、「最近では中国の学生でも、これだけきれいな漢字を書くことができる人はいない」と評価の声があがった。都市時報が報じた。

 記事は、「その腕前から蒼井そらに書道経験があることは見てとれる。日本の芸能人がこれだけの書道の腕前を持つことは大したものだ。多くの中国人は『書道は中国が世界に誇る文化なのに、今では練習する人も少ない』と恥ずかしく感じている』と報じた。

 蒼井そらさんは中国で「先生」とも呼ばれており、そこには複雑な意味が含まれている。多くの中国人にとって蒼井は女優であると同時に、身体芸術家であり生理学の教師でもあるためだという。

 記事は、「彼女の書道を見た後は、みなが心から彼女を先生と呼ぶはずだ。彼女はわれわれに「慧外秀中(外見が美しく、内面が聡明(そうめい)であること)」の何たるかを体現し、何をなりわいとしようと内面的な修養が大切であることを教えてくれる。これに比べて、われわれの周りにいるパトカーに先導されて得意になっている俗っぽいアイドルなど、一見の価値もない」と評価した。

 蒼井そらさんが中国人に「講義」したのは今回が初めてではない。2010年4月、ミニブログで四川地震災害への募金を呼び掛け、多くの中国人を感動させた。当時、蒼井そらさんは中国のネットユーザーから「徳芸双馨(内面的徳と芸術の才能ともに優れていること)」の称号が贈られるとともに、「身体も心も美しい」との評価を獲得した。

 記事は、「中国にいる慈善詐欺スキャンダルのスターたちは自身を恥ずべきで、そのようなスターをありがたがっていた中国人は『人はみかけによらない』ことを悟るべきだ」と結んだ。(編集担当:畠山栄)



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