ナポリは17日、パレルモからウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの獲得を決めた。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、水面下で獲得交渉を続けていた首脳陣に賛辞を送っている。

「選手に対する我々の関心を分からせなかったことが、(獲得できた)秘密だよ。ビゴンSD(スポーツディレクター)と(ワルテル・)マッツァーリ監督がうまく何も漏らさなかった。我々3人が良い仕事をしたんだよ。カバーニには1700万ユーロ(約19億円)を払った。レンタル移籍で500万ユーロ(約5億6000万円)、そして4年に分けて1200万ユーロ(約13億4000万円)を支払う」

また、デ・ラウレンティス会長はカバーニのサラリーが130万ユーロ(約1億4500万円)にボーナスを加えたものだと明かしている。

一方、カバーニ本人はイタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで、次のように喜びを語った。

「満足しているよ。交渉をまとめる際に、両クラブが示してくれた信頼を、とてもうれしく思っている。僕は自分がプレーするチームで、いつももっとうまくやりたいと願っている。ナポリでもそうやりたいと思っているよ。100%の仕事がしたい」

「僕にとって大事なのはお金じゃなく、自分を求めに来てくれた人たちが信頼を見せてくれるかどうかだ。インテル? (移籍の)可能性はあったけど、ナポリのオファーが届いたときから、ナポリがとても美しい街で、そこの人たちが僕の国(ウルグアイ)のようにアツいということも分かっていた。それでこのオファーについて進め、ようやくまとまったというわけさ」

「(ナポリFWエセキエル・)ラベッシが背番号7をくれると言っている? 彼とはすでに話したけど、大事なのはグループでいることだって話し合ったんだ。それ以外のことは解決できるはずだよ」