(C)2010「おとうと」製作委員会
 山田洋次監督が、現代に生きる"家族"に寄り添い、明日への希望を描く映画「おとうと」。今回、2月11日から21日まで開催される第60回ベルリン国際映画祭特別招待作品としてクロージング・フィルムに選ばれたことが明らかとなった。

 本作は、笑福亭鶴瓶演じる酒を飲めば暴れ、借金を繰り返すどうしようもない“おとうと”と、吉永小百合演じる姉の心のつながりを描いた感動作。蒼井優、加瀬亮という実力派俳優の共演も話題を呼んでいる。

 ベルリン国際映画祭はカンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭と並び世界三大映画祭のひとつ。山田洋次監督のベルリン映画祭参加は2008年「母べえ」に続き、7回目の参加となり、「日本映画がクロージング・フィルムに選ばれるのは大変に珍しいと聞いています。とても名誉に思っています」と喜びを述べた。

 映画「おとうと」は1月30日より全国ロードショー。

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