杉浦太陽、朗読イベントでマイホームパパぶり発揮

　10日、6月19日の“朗読の日”に公開される映画「愛を読む人」のジャパンプレミアが東京・恵比寿ガーデンホールで行われ、杉浦太陽、宮坂絵美里、スティーヴン・ダルドリー監督がステージイベントに登場した。

　本作のテーマ“朗読”にちなみ、杉浦がチェーホフの「犬を連れた奥さん」の一部を生朗読。音声コミュニティサイト「こえ部」とのキャンペーンで一般の方2,232人が参加したリレー式の「犬を連れた奥さん」朗読CDを、杉浦さんとダルドリー監督の声の生収録により完成させた。映画について杉浦は「1つの恋愛が人生にあそこまで影響するのか。そして大切な人や自分を守るためにあそこまでするのかと思いました。見終わって、すぐにまた観たくなった映画でした」と絶賛。生朗読の感想を求められると「最近は子供のために絵本を読むことが多いですね。朗読は気持ちを込められるし、聞いてくれる相手がいるのが嬉しいですね」とマイホームパパぶりを披露した。

　また、未だかつて来日経験の無い最後の大物女優・ケイト・ウィンスレットが“バーチャル”で登場し、そのリアルさに観客から驚きの歓声があがる一幕も。最後には、監督に2009ミス・ユニバース・ジャパンの宮坂絵美里より花束が贈呈され、最後まであたたかいイベントとなった。

　映画「愛を読む人」は6月19日、TOHOシネマズスカラ座他にて全国ロードショー。