清原和博(撮影:野原誠治)
 2003年に公開された前作「ターミネーター3」から6年、いよいよ今月13日より公開となる映画「ターミネーター4」。5・6・7日に行われる先行上映に先駆けて4日、東京・豊洲にて「ターミネーター4」のジャパンプレミアが行われ、主演のクリスチャン・ベイル、マックG監督、スペシャルゲストの清原和博、富永愛、上原さくら、渡辺直美らがレッドカーペットに登場した。

 1,000人を超える観客が詰め掛ける中、会場には実際に撮影で使用されたT-600がステージに飾られ、来場者にはターミネーター型のフェイスマスクがプレゼントされるなど、まさにターミネーター一色。この日のために結成された「よしもとT4メンバー」ザ・パンチ、くまだまさし、しずる、渡辺直美らがミリタリールックで登場し、ド派手な爆竹と共にネタを披露すると会場は笑いに包まれた。リーダーのノーパンチ松尾が「T4の“T”はターミネーターの“T”では無い。“Tears”そう、涙の“T”です! バトルシーンだけでは無く、男の熱い友情に思わず涙してしまう作品です」と熱く語ると、その他のメンバーも大きくうなづいていた。

 レッドカーペットには、黒のドレスでシックに決めた冨永愛、ピンク色の可愛らしいワンピースで登場した上原さくらなど豪華ゲストが続々と登場。そして一台のリムジンが乗りつけ、中から今回が映画イベント初登場の清原和博が登場すると、どよめきにも似た歓声に包まれた。

 クリスチャン・ベイル、ブライス・ダラス・ハワード、アントン・イェルチン、ムーン・ブラッドグッド、マックG監督が登場すると、写真撮影、サインを求めるファンで一時騒然。中でもマックG監督は、ファン一人一人の要望に応え「こんにちは! 今日はどうもありがとう」と日本語で絶叫するなど、ファンの多さに終始感激している様子だった。

 クリスチャン・ベイル演じるジョン・コナーと、1つの信念に向かって突き進むという共通点を持つ“球界のターミネーター”清原は、映画について「主人公の生き様が本当格好良かったです。何回打ちのめされても立ち上がる所は僕と似ているかもしれませんね」とコメント。マックG監督に「イチローのスピードと、王の風格を持った素晴らしい選手」と絶賛されると照れながらも「I'll Be Back.」と有名なフレーズを口にし、最後までサービス精神旺盛な姿勢だった。清原と熱い握手を交わしたクリスチャン・ベイルは日本語で「今日は来てくれてどうもありがとう」と挨拶しながら、「自分の目で見て、どうか楽しんでいって欲しい」とまっすぐな瞳で会場全体に語りかけていた。

 映画「ターミネーター4」は、6月13日より全国公開。5日・6日・7日には先行上映も行われる。

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