18日、代々木第一体育館で閉幕したフィギュアスケート「世界国別対抗戦」では、初の200点超えを達成。世界歴代2位となる国際大会自己ベスト=201・87点で快勝した浅田真央は、来季から施行される新規定(回転不足のジャンプに対し、ジャッジは減点を義務としない)も追い風となり、バンクーバー五輪での金メダル獲得を目指す。

そんな真央に、フジテレビ系列のスポーツ番組『スポルト』(23日放送分)から平井理央アナがインタビュー。今季を振り返り、五輪イヤーとなる来季の展望を尋ねた。

世界国別対抗戦では、「一番大きかったのは、アクセルを2回フリーで入れたこと。それにより、一つだけ飛ぶアクセルが楽になったし、トリプルアクセルが確実になっているのが、次に繋がると思います」と喜びをみせた真央だったが、苦手とするルッツジャンプについて聞かれると、「なんか、引っ掛かってました。そのことを考えてしまって、ショートでは納得できない滑りもあった」と苦笑いを浮かべた。

それでも、好材料が揃った今季最終戦を終え、「ショートでトリプルアクセルに成功したことは来季に繋がる」と自信を漲らせ、勝因については、「リラックスして昔の自分みたいに、ワクワクした感じでできたらいいなって(思った)」と話す。

そして、国民の期待を一身に背負うであろうバンクーバー五輪では、「金メダルを獲りたいと思ってましたし、そのためには、自分の演技に集中して、リラックスして、もっとよかったと思える、そんな一年になったらいいな」と意気込みを語った。