バルサのFWボージャンにとって待ちに待った時がやってきた。チャンピオンズリーグ、対バーゼル戦で今シーズン初のスタメン出場を果たしたボージャン。この試合で3トップを形成したメッシ、フレブとのコンビネーションも良く、多くの攻撃に関わり、自身2ゴールと結果を残し、グアルディオラ監督の期待に見事応えた。

 ボージャンのゴールは、7月30日に行われたフィオレンティーナとの親善試合以来、公式戦では5月4日に行われたリーガ第35節バレンシア戦以来、実に5ヶ月ぶりのゴールとなる。

「スタメンとしてプレーしたくてたまらなかったし、チャンスが来るのを待っていた」と今シーズン初のスタメン、しかも2ゴールに満足さを見せたボージャン。試合当日の昼食後までスタメンに入ることは知らなかったようで、「監督は、僕に落ち着いて、自分が知っているプレーをしろって言ってくれた」とも。

 ボージャンの出場機会を巡っては多くの議論がなされているが、「僕はとても落ち着いているし、自分の可能性を信じている。もっと出場できれば、さらにうれしいけれど、そうでなくても、しっかりトレーニングを続けるだけだ」とコメント。バーゼル戦でのゴールは大きな自信にもつながっている。今後の過密日程を考えれば、ボージャンにもまだまだチャンスはある。今後のより一層の活躍に期待したい。

(スペイン通信)