セビージャを本拠地とするチームにまたしても残念なニュースがもたらされた。今度はベティスにだ。同クラブのチリ代表MFマルク・ゴンサレスが右膝捻挫で少なくとも3ヶ月間、戦列を離れることになったのだ。

 マルク・ゴンサレスは、15日に行われた2010年ワールドカップ南米予選、対アルゼンチン戦で相手DFブルディッソと空中で激突した直後、地面に激しくたたきつけられ、頭部外傷と右膝の負傷ですぐさま病院に搬送された。検査の結果、マルク・ゴンサレスは右膝内側靭帯に重度3の捻挫を負い、復帰までに3ヶ月を要することになるとのことだ。

 エースのエドゥがケガから復帰し、これからという時にベティスは昨シーズンのチーム1部残留の貢献者であり、チーム最高の選手の一人を失うことになってしまった。この残念な知らせにベティスは「この苦難に立ち向かえられるようクラブは彼を全力でサポートしていく」との声明を出している。

 リーガ6節を終え、未だ白星に恵まれず、2分4敗で最下位と低迷するベティス。この3試合の成績次第では解任の可能性もあるチャパーロ監督にとってはまさに正念場であり、マルク・ゴンサレスの長期離脱は大きな痛手となってしまった。

(スペイン通信)