ドイツの週刊誌デル・シュピーゲルは9月1日発売号で、2006年W杯の決勝トーナメント1回戦、ブラジル対ガーナ戦がアジアの賭博シンジケートの影響を受けていたと報じた。
 ブラジルの少なくとも2点差以上の勝利に多額の掛け金が動き、元ガーナ代表選手が仲介人となったというのだ。
 ガーナは6月27日にドルトムントで行われた試合でブラジルに0−3で敗れた。
 デル・シュピーゲル誌の記事は、カナダ人ジャーナリストのデクラン・ヒル氏によるもので、同氏が執筆した世界のスポーツ賭博に関する書籍が2日にドイツで出版される。