池谷銀牙は試合の随所で五輪殺法を披露した

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12月31日(月)さいたまスーパーアリーナで開催された『年忘れKYORAKUスペシャル 大みそか ハッスル祭り2007』。第3試合(第3ハッスル)では、体操でソウル五輪、バルセロナ五輪に出場した池谷幸雄が、マスクマン・池谷銀牙としてハッスル参戦。ザ・グレート・サスケとタッグを結成し、プロレスデビュー戦を行った。

池谷は素顔の露出部分が大きく、額に飾りのついた紐状のマスクで登場。高田モンスター軍のアン・ジョー司令長官&ジャイアント・バボを相手に、試合になると縦回転のジャンプで相手の突進をヒラリとかわし、更には、逆立ちのままサスケにタッチをするなど、身体能力の高さを見せつけた。

中盤にはバボのバックブリーカーを機に劣勢となるも、サスケが鉄柱越えミサイルキックで反撃に転じるや、池谷は四つんばいになったバボの背中に乗って、あん馬の要領で倒立。その体勢からエルボードロップ、フィニッシュではコーナー最上段から、きり揉み式に回転して背面プレスをする、銀牙プレスで3カウントを奪取した。

試合後の池谷はマイクを持ち「疲れました」と話すも、ハッスルへの継続参戦に加え、他の体操選手のプロレス参戦をぶち上げ“銀牙軍団”の結成を高らかに宣言した。

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