ストレスチェック!

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胃腸、肩や腰、目……。身体に表れるさまざまな症状に悩むエンジニアは少なくない。そこで今回は、300人のエンジニアにアンケートを実施。皆がどんな身体症状に悩んでいるのか、そしてその原因は何かを探った

ストレスで本当にそこまでなるとは・・・!身体症例一気公開

慢性的な肩こりや腰痛、目の疲れなどは、エンジニアの職業病のようなもの。また、下痢や便秘、頭痛などに悩まされている人もいるはず。こうした症状は、実はストレスが原因で起こることも多い。
心と体の間には、密接な関係がある。重いストレスを感じると、それが体のどこかに影響を及ぼし、身体症状として表れる。だから、「ちょっと調子が悪いだけ」と甘く見てはダメ。体調の変化は、心が重い負担を抱えているというSOS信号かもしれないのだ。
まずは、「チェック15」で自らの身体症状を確認。今、どの程度のストレスを抱えているのか、振り返ってみよう。
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では次に、エンジニアアンケートで寄せられた症例や、症状別の詳しい「傾向と対策」を見ていこう。

■胃や腸などの「消化器官」系症状事例

胃腸の痛みや便秘などの症状は、外食がちの食習慣や暴飲暴食だけが原因とは限らない。納期へのプレッシャーや、ワガママな顧客とのやりとり。ストレスが原因で胃が痛くなった経験は、だれしも覚えがあるのでは?
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・勤務体系が不規則で、急性腸炎、十二指腸潰瘍になった。
39歳/運用、監視、テクニカルサポート、保守
・進捗がよくないと、下痢が止まらなくなる。
31歳/システム開発(Web・オープン系)
・常に胃炎に悩まされている。
26歳/機械・機構設計、金型設計
・仕事でもめてイライラすると、どの臓器かわからないが体の左側が痛くなる。
32歳/システム開発(汎用機系)
・仕事がきつくなってくると、便秘と下痢が交互におそってくることがある。
27歳/パッケージソフト・ミドルウェア開発
・上司からきつく当たられたときに、胸焼けがする。
36歳/運用、監視、テクニカルサポート、保守
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<この症状が出る人の傾向>
胃腸などの消化器に何らかの身体症状が表れている人は、300人中62人(20.7%)。特に目立ったのが、下痢や便秘の症状を訴える人だった。中には、下痢と便秘を交互に繰り返す人も。

東海大学医学部教授・保坂隆氏
◆消化器官の症状は、大きく2つに分けられます。ひとつは、胃炎などに代表される『器質性』の病気。胃の表面が荒れるなど、外から見てすぐに診断が下せるようなものです。もちろん、放っておくと胃潰瘍になるなどの危険性はあるのですが、多くの場合は投薬などできちんと治せます。やっかいなのは、下痢や便秘などの『機能性』の病気。こちらは、自律神経失調症の一種と考えることができますね。

<こんな対策はいかが?>
心臓などの器官は、意識をしなくても勝手に動く。これらを制御しているのが自律神経だ。そして自律神経は、仕事中など緊張しているときに働く「交感神経」と、睡眠や食欲などをつかさどる「副交感神経」に分かれる。

東海大学医学部教授・保坂隆氏
◆この切り替えがうまくいかないのが、自律神経失調症です。そこで、下痢や便秘がちの人に勧めたいのが、自律神経のトレーニングですね。いちばんいい方法は、お風呂に入って温まった後、ヒザから下に冷たい水をシャワーすること。温まって『副交感神経モード』になったところに、冷たい水を掛けて『交感神経モード』に切り替えるわけです。これを毎日3回ほど繰り返すと、自律神経の切り替えがうまくいくようになります。
ほかには、ジョギング、ウオーキングなどの有酸素運動、ヨガなどのリラクセーションも有効ですね。

[首・肩・背中][目・頭部]など、気になる箇所がある人は要チェック!
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