『メリー・ポピンズ リターンズ』ロンドンでプレミア
[ロンドン 12日 ロイター] - ディズニーの名作ミュージカル映画の続編『メリー・ポピンズ リターンズ』の欧州プレミアが12日、英ロンドンで開催され、主役のエミリー・ブラントらが姿を見せた。
原作は英作家パメラ・L・トラバースの児童小説。ロンドンに暮らすバンクス家のもとに、空からポピンズがやってきて、皆を幸せにするという物語だ。1964年公開の映画第1作は、ジュリー・アンドリュースがポピンズを好演し米アカデミー主演女優賞を受賞。「チム・チム・チェリー」など、使用された楽曲も有名となった。
続編では前作の20年後、大恐慌時代のロンドンが舞台となる。ブラントはロイターに対し「ポピンズは、不安定さを感じている世界中の人々とたくさんの関わりを持っている」とし、「彼女は人と人をつなげる素晴らしいキャラクター」と述べた。
アンドリュースについては「最近続編を見て、とても気に入ってくれたと聞いた。私たちにとって重要なことだ」とコメント。「この映画の歌が何世代にもわたって歌われることを願う。どれも覚えやすく、素敵なものばかりだ」と話した。
監督は『シカゴ』『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のロブ・マーシャル。リン=マヌエル・ミランダ、コリン・ファース、メリル・ストリープ、ベン・ウィショーらが出演する。
日本公開は2019年2月1日の予定。