日本の航空会社が運航するエアバス機が「100機」になりました。「100機目」はANAのA321neo。エアバスによると、今後さらに68機を日本の航空会社へ引き渡す予定だそうです。

ANAはA321neoを合計33機発注

 本社をフランスのトゥールーズに置く航空機メーカーのエアバスが、2018年12月7日(金)、日本の航空会社によるエアバス機の運航機数が100機に到達したと発表しました。


「100機目のエアバス」となったANAのA321neo(画像:エアバス)。

 100機目になったのは、ANA(全日空)のA321neoです。ANAによると、この「100機目のエアバス」は12月7日(金)の17時20分、NH9400便として羽田空港に到着予定とのこと。

 エアバスは、1980(昭和55)年に東亜国内航空で就航したA300B4以来、これまで合計160機を日本の航空会社に引き渡してきました。現在、エアバス機を運航する日本の航空会社は6社で、内訳は以下の通りです(今回の100機目を含まない)。

・ANA(合計25機)
A320ceo:5機
A320neo:7機
A321ceo:4機
A321neo:9機

・Peach
A320ceo:21機

・バニラエア
A320ceo:15機

・スターフライヤー
A320ceo:12機

・ジェットスター・ジャパン
A320ceo:24機

・エアアジア・ジャパン
A320ceo:2機

 エアバスによると今後、日本の航空会社へ68機を引き渡す予定があり、日本国内全体における受注残の50%以上をエアバス機が占めているそうです。

【写真】モニターが大きい! ANAのA321neo機内


ANAが国内線で運航しているA321neo機内。Wi-Fiのほか、各席に大型のモニターや電源も備える(2018年4月、恵 知仁撮影)。