女子アナの結婚相手といえば、誰もが思いつくのが「野球選手」。『スポーツTODAYワイド』などスポーツニュースで活躍していた元テレビ東京・家森幸子アナは、2002年、当時中日の関川浩一選手(49)と結婚して退社、名古屋に引っ越した。

「たまたま共通の知人がいて、食事会で会ったのがきっかけでした。主人は人を大切にする人で、人の悪口を絶対言わないところが魅力的でした」

 妻として、体が資本の夫を支えた。

「結婚のとき、母がレシピ本をくれたんです。それを見ながら、小鉢とかを1日30品目出すのを目標にしていました」

 だが残念ながら、夫の成績は徐々に下降線に。

「近くの神社に毎日お参りして、お賽銭も初めは5円だったのが、最後は500円になったり。テレビの中継はいつも正座して観ていました。2007年に引退を告げられたときは、1カ月泣きました。主人に見つからないように、車の中とかで」  

 夫は現在、ソフトバンクの三軍監督で、福岡に単身赴任中。そして家森アナは、新たな仕事を始めた。

「家の近くのスターバックスで、アルバイトしています。採用の面接では『今まででいちばん辛かったことはなんですか』と聞かれて『氷点下20度のところで1週間取材したことです』と答えたり。もう3年になります。昇給もしましたよ(笑)」

(週刊FLASH 2018年7月24・31日合併号)