26日、テレビ朝日「報道ステーション」では、「代表復帰目指す岡崎慎司 中山に語ったW杯への思い」と題し、サッカー解説者・中山雅史氏が聞き手となって行われたプレミアリーグ、レスターシティ・岡崎慎司のインタビューを放送した。

昨年9月のW杯最終予選サウジアラビア戦以降、日本代表に呼ばれていない岡崎は「日本代表としてワールドカップ予選でも納得いかないプレーをずっと続けていたので1回外れるだろうなっていうのは想定してた」と切り出すと、ハリルホジッチ監督の解任については「個人的にはワールドカップに行きたいっていう思いがあるので、そのことだけを頭に入れて自分に集中しなきゃいけない」などと代表入りへ意気込んだ。

また、岡崎が招集されなくなった2017年10月からは3勝4敗2分けという結果に終わっている日本代表。中山氏から「(外から代表を見て)物足りなさとかあった?」と聞かれると、「正直、頭の中にも日本代表じゃないっていう自分の意識があるので、それをいうとなんか負け犬の遠吠えじゃないけど」と苦笑い。

それでも「日本代表にいたときにはわからなかったことを改めて感じることもありました」という岡崎は「一番は気持ちの部分だけっすね。まず日本代表としては勝つという姿勢を見せないといけない」という。その上で「自分のスタイル的には動きながら(ボールを)受けるのが得意」として、「走りきる」という自分のアピールポイントを挙げた。

だが、ハリルホジッチ監督時代は、大迫勇也をワントップにしたポストプレーを多用したため、岡崎は「代表だとそれが求められていないというのがあった」とも。

自分の持ち味を活かせない試合が続き、「そこで答えを出すことができなかった」と振り返った岡崎だったが、「サコがそれでやってるからって、それが日本代表に求められているかといったらそうじゃない。逆に裏を取って自分がそれを証明できたら、それが自分のワントップ像になる」と前向きに話し、改めて代表入りを熱望した。