ポケモンGO、古い iPhoneを切り捨て。iOS 11非対応のiPhone 5や5c、初代iPad mini等は要乗り換え
ポケモンGOiPhone 5など古い iOS製品への対応終了を発表しました。

2018年2月28日以降、古い iPhone や iPad ではポケモンGO が起動しなくなり、遊べなくなります。

旧機種の切り捨ては、iOS 11に更新できない2013年以前の iPhone / iPad が対象。(末尾にリストを掲載)

開発運営元のナイアンティックによれば、これはポケモンGOアプリのアップデートに伴い、古いOSの機能では対応できなくなるため(更新。下記参照)。

影響を受けるデバイスの場合、今後のポケモンGOアプリのアップデートを無視したとしても、2月28日以降は遊べなくなります。

追記: ナイアンティックによれば、ポケモンGOアプリのOS要件は今のところ iOS 9以降のまま。つまり、iPhoneやiPad が iOS 11に更新可能な機種ならば、「あくまで今のところは」、実際にiOS 11に更新しなくても、iOS 9 や 10のまま遊べます。

遊び続けるには、単純に別の対応端末で、これまで使っていたアカウントを使いポケモンGOにログインするだけ。

ポケモンGOは原則的にすべてのデータがサーバ側に保存されているため、Googleアカウントやポケモントレーナークラブのアカウントでログインすれば、別の端末でそのまま遊び続けられます。

乗り換え用の番号をあらかじめ発行したり、特別な手続きをする必要はありません。

ただし、これまで特にアカウントを意識せずに遊んでいた場合、旧端末にアクセスできるうちに、自分がどのGoogleアカウントまたはトレーナークラブアカウント (メールアドレスとパスワード)を使っていたのか把握しておく必要があります。

これはモンスターボールをタップして、画面右上の設定アイコン(歯車)から設定画面を開き、一番下までスクロールすれば自分のアカウントの種類とログインメールアドレスが書いてあります。

2月28日以降、ポケモンGOが遊べなくなる iOS 機器は、

iPhone 5c

iPhone 5

iPad (第三世代、Early 2012モデル。型番A1416, A1430, A1403)
iPad (第四世代、Late 2012モデル。型番 A1458, A1459, A1460)
iPad mini (初代、2012年モデル)
iPad 2 (2011年)

特に iPad の場合は、自分がどのモデルを使っているのか分からない場合がありますが、ともかく設定からソフトウェアアップデートで iOS 11に更新できない機種はアウトと覚えれば間違いありません。

なおポケモンGOは2017年末のアップデートで、iOS 11 の新機能 ARKitを使った「AR+」モードを追加しています。こちらは、iOS 11に更新した iPhone 6s 以降でのみ使えます。
速報:ポケモンGOが『AR+』でメガ進化、忍び寄る・回り込むやリアルな撮影が可能に。iOS 11のARKit活用


ポケモンGOは動作の負荷が高く古い端末では快適とは言いづらいため、新システムをいち早く調べて熱心に遊ぶプレーヤーは新しいスマートフォンを使っている場合が多いと思われますが、一方で層が厚くさまざまなスタンスで遊んでいるプレーヤーがいるゲームでもあります。

古いスマホでカジュアルに遊んだり、ARでポケモン写真を撮るのが好きなトレーナーが知り合いにいそうな場合は、できれば 6s 以降へアップグレードすると、新機能が使えて快適さもかなり違います。