30日、中国の動画サイト西瓜視頻に、中国のコラムニスト馬未都(マー・ウェイドゥー)氏による「日本はどうして中国製品をボイコットしないのか」と題した評論動画が掲載された。写真は日本製品ボイコットのプラカードを掲げる人。

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2017年10月30日、中国の動画サイト西瓜視頻に、中国のコラムニスト馬未都(マー・ウェイドゥー)氏による「日本はどうして中国製品をボイコットしないのか」と題した評論動画が掲載された。

馬氏はまず、日本の高齢者介護施設を訪問した時のエピソードを紹介。「日本の高齢者施設は想像とはまるっきり違った。スタッフはみんな自発的に奉仕している。そのようなスタッフを中国の高齢者施設で見つけるのは困難だ。施設を離れる際には、スタッフたちが入口に立ってお辞儀をして見送ってくれた。車が遠く離れても、窓の外を見てみると彼らはまだ入口に立ち、しきりにお辞儀をしているではないか。中国人だったら入口でちょっと手を振って、車が動き出せばもう人物談義を始めるだろう。そこには敬意などない」と語っている。

そのうえで「われわれは生活において、人にも物にも敬意を払う必要がある。日本人は物に対する敬意も抱いており、それは商品の精緻さなど、さまざまな面で表現される。私は日本で買った漆塗りの箸をとても気に入っている。漆の質感が素晴らしいのだ。一方、われわれの箸ときたら、今日まっすぐだったものが明日には曲がってしまう。だから、われわれは簡単に日本人を見下してはならないし、器量の狭い民族的な感情から日本製品をボイコットしてはいけない」と論じた。

馬氏は同時に「もちろん私は、われわれに『日本製品をボイコットする力』が備わることを望んでいる」と語る。その力とは、中国製品の品質が日本を超え、しかも低価格で提供されるようになることだという。馬氏は最後に「最も望むことは、日本人が日本市場で中国製品のボイコット運動を起こす日がやってくること。その日が来てこそ、われわれは苦境から抜け出せるのだ」と結んだ。(翻訳・編集/川尻)