守備で強さを発揮するだけでなく、ドリブルで何度も攻め上がって脅威を与えたが、失点時はマークが甘くなった。
 
27 阿部翔平 6(82分OUT)
良いタイミングで高い位置をとり、E・リマとともにサイドで主導権を握ったが、決定的な仕事は見せられず。
 
MF
8 新井涼平 6
攻守によく動いてアグレッシブなプレーを見せたが、最後の精度というところでは物足りなかった。
 
15 兵働昭弘 6.5
巧みなポジショニングで前向きにボールを受け、サイドや裏に効果的なパスを供給。古巣相手に経験値を発揮した。
 
21 オリヴァー・ボザニッチ 5.5(67分OUT)
中盤から前線にかけて精力的に動き、泥臭いプレーを見せたが、結果につながる仕事という面ではもうひとつ。
FW
13 河本明人 5.5(67分OUT)
前線で精力的に動いてボールを受け、前半は起点を作る場面が目立ったが、決定的なチャンスを作り出すには至らず。
 
9 ウイルソン 5.5
下がってボールを受けてキープする場面はあったが、裏への飛び出しやカウンターでは恐さを発揮できなかった。
 
交代出場
FW
14 田中佑昌 5.5(67分IN)
ボザニッチに代わって2列目に入ったが、清水に守りを固められた中で大きな仕事はできなかった。
 
FW
29 ジュニオール・バホス 5.5(67分IN)
練習合流直後で連係のないまま投入され、戦う姿勢は見せたが本領はなかなか発揮できず、シュートは0本に終わった。
 
MF
28 橋爪勇樹 -(82分IN)
終盤から右サイドに入り、ライン際に張ったところから鋭いクロスを供給。だが出場時間が短く、見せ場は少なかった。
 
監督
吉田達磨 5.5
攻守に狙いとするところは表現させたが、フィニッシュの質や精度は改善しきれず、3試合連続の無得点に。
 
取材・文:前島芳雄(スポーツライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。