山下健二郎×町田啓太×八木将康がコイバナで盛り上がる! 恋愛偏差値のトップは…?
“男気”や“硬派”といったイメージで語られることが多いEXILE TRIBEだが、山下健二郎(三代目 J Soul Brothers)、町田啓太、八木将康(ともに劇団EXILE)がそろって出演する新ドラマ『Love or Not』(dTV、FODにて配信中)は“コテコテ”と言ってもいいほど、王道のラブコメディ。ならば、ここぞとばかりに、初恋や恋愛観など恋にまつわる質問をこれでもかとぶつけてみた! 日本でいま、もっともモテる男たち、EXILE TRIBEの恋愛術とは?

撮影/祭貴義道 取材・文/黒豆直樹 制作/iD inc.



「ラブコメできるかな?」っていう不安があったけど…



――dTVとFODの共同制作による『Love or Not』は、幼なじみの宇佐美幸助(山下)と広澤真子(本仮屋ユイカ)が大人になって偶然、再会したことをきっかけに、それぞれの友人を含め男女6人の恋が絡みあうラブストーリーです。最初に出演が決まったときの心境を教えてください。



山下 お話をいただいて、こういうストレートなラブコメはひさびさに来たなと思いました。学生時代にトレンディドラマのラブコメをよく見ていたので、こういう作品をまた作るのかという懐かしさと喜びがありましたね。

――学生時代はどんな作品を見ていたんですか?

山下 『ロングバケーション』とか『ビーチボーイズ』(ともにフジテレビ系)はど真ん中でした! だから今回、フジテレビが運営するFODのドラマってことも、めちゃくちゃうれしかったですね。


▲山下健二郎

――町田さん、八木さんは脚本を読まれていかがでしたか?

町田 健二郎さんも将康くんも役とぴったりで、読みながら、「ここはこうなるのかな?」って楽しく想像できました(笑)。とくに今回、健二郎さんの初主演ドラマに携わらせていただけるというのは、すごくうれしかったです。
八木 脚本がもうめちゃくちゃ面白くて、何度も何度も読んで、読んで、読み込んで、「早くクランクインしたい!」って気持ちでした。


▲町田啓太


▲八木将康

――同じEXILE TRIBEの仲間であり、互いによく知る者同士でのラブコメに照れくささはなかったですか?

山下 いや、それはなかったですね。素直にうれしかったし、後輩が現場にいるって心強いです。僕自身、もっともっと演技の勉強をしたいって思いがあったし、ふたりは劇団EXILEで場数を踏んでるので、現場で教わる部分も多かったです。
町田 健二郎さんは関西人だし、普段から何をやっても面白いんですよ。それが活かされる話だと思いました。逆に僕は本当につまんない男なんで、「大丈夫かな? ラブコメできるのかな?」って不安はありましたが、やっぱり健二郎さんが全部、拾ってくれるんです(笑)。あと、イジられるってこんなに楽しいことなのかと思いましたね。

――これまで、周囲からイジられることはあまりなかったんですか?

町田 最初はとっつきにくいと思われることが多いんです。今回は、撮影初日から健二郎さんが愛のあるイジりをしながら、みなさんに紹介してくださったので、僕も自分をさらけ出しながら、普段の仲間といるときと同じテンションでできて、すごくよかったです。
八木 僕も町田くんとは劇団EXILEでも仲が良くて。なんでも話せる間柄だし、健二郎くんとも何度か共演していて、優しくて親しみやすい先輩なので、この3人でやると聞いて、本当に「よっしゃ!」って感じでしたね。



役作りの必要なし? 普段の関係性も役柄そのまま!



――幸助は“女子力高めのお人好しヒーロー”、町田さんが演じる佐野 亘は、幸助の会社の後輩でお坊ちゃん育ちの“情熱系ピュア王子”、そして八木さんが演じるのは、幸助の親友で、行きつけのカフェの店長である矢吹草太で“恋の空回り店長”というキャッチフレーズがついてます。それぞれの役柄と普段の3人は近いんですか?

山下 めちゃくちゃ近いです。というか、そのまま! 人間くささ、持ち前の明るさ、誰とでも話せて仲間思いのところとかは、もう幸助そのままです。唯一、違うのは恋愛に対して幸助はあまりに鈍感なところ。おまえ、それ男なら気づくだろ! ってところがありすぎ(笑)。
町田 僕も、なんでもすぐ人に話しちゃうところとか、舞い上がって突き進んじゃうところは亘と同じですね。ただ、御曹司ではないので、そういうにじみ出るような育ちのよさはどうしようかって考えましたけど…。
山下 ご両親、公務員だもんね?(笑)
町田 そうなんですよ、どちらかというとお堅いんです(笑)。まっすぐ真面目に、仕事や恋に打ち込む姿勢なんかは、そのまま出せればいいなと思いました。



――幸助との先輩・後輩の関係性に関しては…。

町田 もう、そのままですね。普段から、健二郎さんとはなんでも話せて、あんな感じですから(笑)。無理なくやれました。
山下 僕も、彼の秘密はいっぱい知ってますよ(笑)。絶対に言えませんけど…。
町田 え? そんなにあります? 俺がドキドキしちゃいますよ(笑)。

――八木さんは、草太との共通点はありましたか?

八木 そうですね…ホレやすいってところですかね?
山下 まんまなのね?(笑)
八木 まさしく!(笑) 草太の気持ちは超わかりましたね。僕もすぐ、好きになるんで。すぐに好きになるんで!
町田 2回言う?(笑) 将康くんは、草太みたいに、フラれたら本当に泣きそうだよね?
八木 恋でごはんがのどを通らなくなったことはありましたね。10代の頃ですけど。すごく痩せました…。



「フラれたことがない」!? 山下健二郎の恋愛術



――こちらが質問する前から、八木さんからさっそく、恋愛にまつわるお話が出てきましたが(笑)、山下さんは恋愛において、相手に求めるものや、これだけは譲れないことなどはありますか?

山下 僕は相手のことをなんでも知りたいし、相手にも自分について興味を持ってほしい。話しやすさとか、共感って大事ですね。

――仕事のことや、直接、相手に関係ないことでもどんどん話しますか?

山下 わりとなんでも話しますね。遠回しに言うこともないし、気を遣ったりすることもなく、ストレートに言っちゃいます。告白するときもそうで、好きだったら言っちゃう(笑)。何度もデートを重ねて、少しずつ距離を…というよりも、「好き」と思ったら、「今日、告白しよう」ってなる。

――そこでフラれても、何度でもアタックしますか?

山下 それはどうかな…? 自慢じゃないですけど、自分から告白してフラれたことがないので、ちょっとそのへんはわかんないですね。すみません(笑)。
町田&八木 おぉっ!
山下 いや、付き合ってからフラれたことは、何度もありますけどね(笑)。

――基本、積極的かつストレート?

山下 じゃないと損というか、後悔すると思うんですよね。あとで、「あのとき、気持ちを伝えておけば…」って悔やむくらいなら、言って失敗したほうがいい。ズルズルとやってても、時間がもったいないですしね。



――町田さんは、誰かを好きになったら…。

町田 たぶん、自分からいきますね。好きになったら「好き」って言います!

――相手に求めるもの、譲れない部分はありますか?

町田 仲のいい友達やうちの家族と仲良くしてほしいです。ふたりだけでっていうよりは、みんなでワイワイしたいので。あとは普通に出かけたいですね。ディズニーランドとか、一緒に行きたいですね。

――八木さんは、恋愛において相手に何を求めますか?

八木 僕はね、Mなんでね…。
山下 さっきからガンガンいくね(笑)。
八木 世話してほしいというか、飼われたいです。だから基本、デートも家でいいので、僕はゴロゴロしてて、あっちは掃除機をかけながら「邪魔だ、どけよ」とか言って蹴ってくるとか、たまらないですね(笑)。



“女子力高め”でマメな男子はやっぱりモテる!?



――幸助と真子の再会は合コンですけど、もしもドラマのように、この3人で合コンに行ったらどんな雰囲気になるんでしょう?

山下 絶対楽しいと思いますよ。とにかく盛り上げて、相手を楽しませる自信はありますね。
町田 究極のおもてなし精神ですね。

――もしも、お目当ての相手が重なったら…?

町田 まず、僕が後輩なので、先輩たちに、「どの子ですか?」ってお伺いを立てるんじゃないかと思いますね(笑)。
山下 たしかに先輩と一緒だったら、そうなるかも…。
八木 いや、でもね、この3人のなかにも駆け引きは存在すると思うんですよ。俺はあえて、ポロッと言っちゃうと思いますね。「あの子、かわいいですね」とか(笑)。
町田 それいいね(笑)。

――合コン後のメールでのケアが、一番丁寧そうなのは?

山下 合コンはともかく(笑)、メールに関してはみんなマメだよね?
八木 そのなかでも丁寧なのは町田くんかな?
町田 ただ、この3人のやりとりで、最初に発信するのは健二郎さんですよね?
山下 俺は、文章はバリ短いですけどね。用件だけ(笑)。飯に行くとなったら「何食べたい?」ってだけ聞いて、あとは勝手にレビューサイトのリンクをバンバン貼り付ける。



――短いけど具体的なんですね。お店を決めるのも後輩任せではなく?

山下 好きなんですよね、そういうの。ある程度、方向性が出たら、あとは「こういうのどう?」って自分が提案しちゃったほうが早いし、あれこれ気を遣わせたくないし。自分が行って、おいしかったところはみんなにも知ってほしいし、そこで「おいしい」って言ってもらえたらうれしい。

――それはかなり、マメだと思います! 男同士だと、「とりあえず、会ってから探す?」というのも多いですから。幸助は“女子力高め”の男子ですが、山下さんは…?

山下 高いですね(笑)。おおざっぱな部分も多いんですけど、オタク気質というか、気にするところは、すごく細かく気にします。化粧水とか洗顔フォームとか、風呂上がりのクリームとか、すごく気にします(笑)。

――町田さんは“女子力”高そうなイメージですが…?

町田 どうでしょうね?(笑) 決して女心がよくわかるってわけじゃないですが、家族は母が強くて、姉と妹に囲まれて暮らしてきたので、女子力とはまた違うのかもしれないですが、「女性って偉大だ」っていう尊敬の念は強いですね。

――そういう環境で育つと、普段から女性のなかにひとりだけ混じっていても居心地の悪さなどは…?

町田 全然ないですね。女子会に違和感なくは入れます(笑)。



――八木さんはいかがですか?

八木 僕はね…毎日、半身浴してます。
山下 それは女子力高いね(笑)。
八木 あと、乳液と化粧水は欠かせませんね。こんな顔してすいません(笑)。
町田 将康くんは、「女優か!」って感じですよ。リップクリームの使い方とか、ハンパない!(笑)
山下 リップクリームって、案外、最後まで使い切らないで、「あれ? どこいったっけ?」ってなるでしょ。それが、めっちゃキレイに使い切るんですよ。しかも先が丸くならず、口紅みたいに、かどになってるんです(笑)。
八木 自分のなかでブームがあって、すごく丸くするときもあるんですけど、最近は口紅のように斜めにしてます(笑)。

――家事全般についてはどうでしょう?

八木 僕は、たまっちゃう前にすぐやりますね。TV台を指で触って、ほこりとかついてたらもうダメ!