「なくて七癖、あって四十八癖」という言葉があるように、人にはそれぞれ癖というものがある。それは個人でそれぞれ異なる癖もあれば、同じ社会や環境で生活するがゆえに身に着く社会共通の癖というものもある。そして、癖の多くは他人から指摘されて初めて気が付くのだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 「なくて七癖、あって四十八癖」という言葉があるように、人にはそれぞれ癖というものがある。それは個人でそれぞれ異なる癖もあれば、同じ社会や環境で生活するがゆえに身に着く社会共通の癖というものもある。そして、癖の多くは他人から指摘されて初めて気が付くのだ。

 中国メディア・今日頭条は15日、中国人から見た、多くの日本人に共通する癖の動作について紹介する記事を掲載した。記事は「各国、各文化には独自の色彩がある」としたうえで、「勤勉で恥ずかしがり、内気」という日本人の文化的性格は、その日常生活におけるアクションにも現れているのであると解説。その特徴的な動きを9つ挙げている。

 記事が挙げたのは「電話をしながらお辞儀する」、「別れる時にペコペコお辞儀が止まらない」、「写真に映る時にピースサインをする」、「謝る時に両手を合わせる」、「別れる時にしきりに手を振る」、「のべつ幕なし髪をいじる」、「笑う時など手で口を押さえる」、「微笑みを絶やさない」、「カゼでもないのにマスクをする」の9点。主に日本の女性にありがちな行動のようだが、お辞儀に関しては男女共通と言えそうである。

 記事はそれぞれについて解説を加えたうえで「日本で生活したことのある人であれば、これらが日本であまりにありふれていると理解できるはずだ」と説明。自然と出る習慣的な動作は、長い歴史が育んだ生活スタイルが産んだものなのであると結んだ。

 中国人から見た日本人の癖があるように、日本人から見た中国人共通の癖というものも存在する。「大声で話す」というのもその1つと言えるだろう。そして、中国人と日本人に共通の癖、さらには東アジア全体で共通する癖、というものもありそうだ。他の地域の人たちと一緒に過ごしてみることで、それまでは気づかなかった「共通点」が見つかるかもしれない。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)