格安SIMフリースマホは2年で買いかえ? 効率のよい格安スマホ活用とは

写真拡大

格安SIMの利用者は確実に増えています。
MMD研究所の調査でも格安SIMの利用者は、1年前に比べて2.7倍に、メインで利用している人も携帯電話所有者の5.6%に上がっているそうです。

さて、そんな格安SIMを利用するのが、同じ格安なSIMフリースマホです。
この格安なSIMフリースマホ、これまでの大手キャリア販売のスマホでの買い方、使い方とは、少し違うコツがあるようです。

○SIMフリースマホは2年くらいで買いかえがよい?
大手キャリア販売のスマートフォンや携帯電話は、2年以上使うという人が多くいます。

しかし、大手キャリア販売のスマホと格安SIMフリースマホでは、ちょっと事情が違うようです。
格安スマホのメリットは、
・通信費が安い
・本体価格が安い
このように本体価格や通信費などのコスト面でのオトクさがあります。

逆に、格安スマホのデメリットには、
・OSアップデートが不確定
・故障や修理でのサポートが弱い
などがあります。
OSアップデートについては、大手キャリア販売のスマホでも不確定な機種も多いので、そう差があるとはいいきれません。ですが、故障や修理などでのサポート体制は、専門ショップが各地にある大手キャリアに比べて、格安スマホは、メーカーの窓口やサポートセンター、販売店経由でのサポートとなるため体制が弱いことは事実です。

また、現在のスマホはバッテリー内蔵型モデルが多く、このタイプのモデルは2年戦後でバッテリーの劣化が顕著となり、バッテリー交換が必要になるケースが多くなるという課題があります。

大手キャリア販売のスマホは、ハードウェアは2年以上でも十分に使える高性能なモデルが多く、バッテリー交換費を考慮しても安く利用できると言えます。

一方、格安スマホは、購入時点で十分な性能、使い勝手を実現していますが、バッテリー交換する時期には、性能が上がった新しい格安スマホ入手できる可能性があります。

つまり、格安SIMフリースマホの場合、手間暇をかけてバッテリー交換やアップデートするより、価格の安さを利用して、2年くらいを目処に買い換えたほうが、オトクになるケースも大きいという考え方もできます。
また旧製品は、いざというときに予備や、お子さん用、家庭内用にも転用できるというメリットもあります。

もちろん、格安スマホも、故障や破損、不具合などがなければ、2年以上バリバリ使うことができます。

でも、格安SIMや格安スマホ時代には、この時代にあった活用スタイルに変えていくことも、新しい生活の知恵なのかもしれません。