1日、韓国メディアによると、米ワシントン・ポスト紙は「韓国の若者は自国を『ヘル朝鮮(地獄のような韓国)』と呼び、脱出口を探している」と題する記事を掲載した。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。資料写真。

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2016年2月1日、韓国・KBSによると、米ワシントン・ポスト紙は「韓国の若者は自国を『ヘル朝鮮(地獄のような韓国)』と呼び、脱出口を探している」と題する記事の中で、「『ヘル朝鮮』は儒教的な階級秩序を重んじる朝鮮王朝を想起させる言葉だ」と説明した。

同紙は「韓国に『ヘル朝鮮』という言葉が生まれた背景には、つらい労働や低所得、不安定な雇用に苦しむ若者の哀歓がある」と主張。 特に、親の世代が過去に享受した高成長の恩恵を受けられない青年層では、「ヘル朝鮮現象」が共通して現れると指摘した。親の世代は1960〜70年代に驚くべき経済成長と80年代の民主化を経験したが、それ以降に生まれた子供たちは否定的な面だけを見て育ったのだという。

また、同紙は記事の最後に「韓国の若者をさらに失望させるのは、社会の構造的問題を考慮せずに『努力が足りない』と指摘する両親だ」と不満を漏らす30代韓国人のインタビューを掲載した。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「市民の教育レベルが向上するにつれ、国のいい加減な法体系や効率の悪い韓国特有の文化に気付く若者が増えたから、『ヘル朝鮮』という言葉が誕生した。ただ生活が苦しいとの理由で『ヘル朝鮮』と呼んでいるわけではない」
「朝鮮時代に士大夫がしていたことと現在の大企業がしていることは、コピーしたかのように同じ!」

「上司の機嫌を取るために残業し、退勤後も飲み会などで私生活を奪われる。欠勤や早退をしたら給料が減るのに、残業や休日出勤をしても給料はそのまま。韓国社会は人を人として見てくれない。若者に忠誠と犠牲を強要する社会はまさに『地獄』」
「日本はフリーターでも十分に暮らしていける。韓国は給料の割りに物価が高いから、アルバイトだけでは家を借りることも難しい」

「米国人の多くは韓国を後進国と考えているのだろう…」
「地獄が恐ろしい理由は、脱出が不可能だから」
「すぐに世界中が韓国を『ヘル朝鮮』と呼ぶようになるだろう。これは100%政治家の責任。政治家らは自身の能力不足をごまかすために財閥を味方につける。だから国がおかしくなっていく…」(翻訳・編集/堂本)