蛯原英里のブログのスクリーンショット

写真拡大

モデル・蛯原友里の双子の妹で人気・ママブロガーの英里さんが、ブログで母乳育児について自身の経験を述べている。今年の8月で1歳になった女児の母親である彼女も、理想の母乳育児ができず悩んだ経験がある。そんな産後の英里さんを救ってくれたのは「一滴でも母乳育児なんだよ」という専門家からの言葉だった。

チャイルドボディセラピストとして活動する傍ら、ベビーグッズのプロデュースを行う蛯原英里さんは、子育て中のママから絶大な支持を得ているママブロガーでもある。また「とにかく可愛い」とネットニュースにまでなった娘さんのブログ登場を楽しみにしているファンも多く、英里さんが選ぶ子供服も注目の的となっているのだ。

9月6日の『蛯原英里ブログ』では、都内で行われたトークイベントの様子が報告されている。育児や母乳について話したそうで、今回一緒に出演した昭和大学江東豊洲病院の水野先生には、彼女も産後母乳育児で悩んでいた時に温かい言葉をもらい心から救われた経験があるという。

13日のブログで英里さんは、産後1か月頃に母乳が十分に出ていないのではないかと悩んでいたことを告白している。搾乳しても少ししか出なかった時には、「この程度しか娘に飲ませてあげられてなかったのか」と涙を流したという。出産前“母乳で育てたい”という強い願望が実現できず、その反動からか“母乳が出ないママはダメなママ”と自分を強く責めるようになってしまったのだ。

そんな英里さんに、水野先生は「一滴でも母乳育児なんだよ」と声をかけてくれたそうだ。この言葉が母親の理想像に追い詰められていた英里さんの心を解放し、“ミルクをあげる事だって立派な育児”なんだと考えられるようにさせてくれたのだ。また自身も姉の友里も低出生体重児で生まれてきたが、母親は引け目を感じている暇など無いくらい精一杯、愛情をかけて自分たちを育ててくれたと記し、健康で美しく成長した2人の写真を載せている。

この日のブログには、今まさに母乳育児に悩んでいるママからたくさんの悲痛な声が届いている。母乳が出なくなったのは「努力が足りなかったからだ」と自分を責めている人や、ミルクをあげていると外出先で心無い言葉をかけられたというコメントもあり、やりきれない思いになる内容が少なくない。英里さんは最後に「周りから何と言われようと母と子の絆は深く結ばれています」「どんな形であれ、愛情を持って進めていく事が一番大切なのではないか」と綴っている。
(TechinsightJapan編集部 みやび)