チェス王者が便所でカンニング、「チェックメイトだ」「永久追放せよ」。
最高のアイディアがひらめく場所、それはお風呂であったり、トイレであるかもしれない。リラックスできるその場所で天啓を授かることは珍しい話でもないはず。しかし、チェスのジョージア(※旧グルジア)王者にとってはそうでなかったようだ。
先日、ドバイで開かれていた試合中、ジョージア王者ニガリゼ氏が頻繁にトイレに行くことに対戦相手のペトロシアン氏は気がついた。
「私の手に反応して、彼は文字通りトイレに駆け込んでいった。でも、おかしなことに彼はいつも同じトイレにこもっていたんだよ。他の2つが空いている時でもね。それで私は募る疑念を主催者側に伝えて、監視してもらうように頼んだんだ」
主催者は最初ニガリゼ氏の身体をチェックしたが何も出てこない。しかし彼の使用していたトイレのトイレットペーパーから巧妙に隠されたスマホが発見されると状況は一転する。当初ニガリゼ氏はそのスマホが自分のものではないと主張。しかしSNSの登録者は本人だったし、チェスアプリを起動するとそれまでの戦型が出てきたことから疑惑は本物となってしまった。
国際チェス連盟が主催するトーナメントの参加者はスマホを含む他の電子機器を競技中使用することは禁じられている。この重大な違反行為でニガリゼ氏は最大15年のトーナメント参加が認められなくなってしまった。自業自得とも言えるが、彼は罪を問われた際に「対戦相手の言い分は全く真実ではない」とあくまで白を切り通す戦術を取ることにした模様。
こうした態度にネットでは「いやいや、チェックメイトだよ」「王者になった時の試合も怪しいな」「永久追放でいいと思うのだけれど」といった非難の言葉が多く寄せられている。
先日、ドバイで開かれていた試合中、ジョージア王者ニガリゼ氏が頻繁にトイレに行くことに対戦相手のペトロシアン氏は気がついた。
「私の手に反応して、彼は文字通りトイレに駆け込んでいった。でも、おかしなことに彼はいつも同じトイレにこもっていたんだよ。他の2つが空いている時でもね。それで私は募る疑念を主催者側に伝えて、監視してもらうように頼んだんだ」
国際チェス連盟が主催するトーナメントの参加者はスマホを含む他の電子機器を競技中使用することは禁じられている。この重大な違反行為でニガリゼ氏は最大15年のトーナメント参加が認められなくなってしまった。自業自得とも言えるが、彼は罪を問われた際に「対戦相手の言い分は全く真実ではない」とあくまで白を切り通す戦術を取ることにした模様。
こうした態度にネットでは「いやいや、チェックメイトだよ」「王者になった時の試合も怪しいな」「永久追放でいいと思うのだけれど」といった非難の言葉が多く寄せられている。