前回の記事ではケーブルTV会社の利害について語れなかったので、今回はそのことについて書きます。時折申し上げているように、私自身の「光通信に対する思い入れ」は、今から17年以上前の1993年頃にまで遡りますが、それは、実はケーブルTV会社の将来について、自分なりに色々思い悩んだ結果の事だったのです。当時の私は、伊藤忠の通信事業部長として、タイムワーナー、USウエスト、東芝と合弁で、後にJACOMと合併することになるT