旧東海道の旅人を癒やしてきた「亀の水不動尊」(京都市山科区)が、存続の危機に陥っている。有志の住民が世話してきたが、高齢化で担い手が減少。現在は高齢の夫妻が掃除やお供えを続けるが、後継者がいないという。地域の歩みを伝える不動尊の行く末に、夫妻が不安を抱えている。【写真】亀の水不動尊に続く道…人目に付きにくく、参拝する人も減っているという不動尊は市営地下鉄御陵駅から徒歩10分の旧東海道沿いにある