第1回【「今日は円谷君のために走ろう」…メキシコ五輪・マラソン銀メダリスト「君原健二さん」が明かした「あの日、なぜ後ろを振り返ったか」】からの続き1964年の東京、68年のメキシコシティ、そして72年のミュンヘンと、マラソン日本代表として3大会連続で五輪出場を果たした君原健二さん。8位に終わった東京五輪の後、ライバルだった円谷幸吉さんが自ら命を絶ってしまう。亡き好敵手の思いも背負いながら、君原さんはメキシ