コロナ禍の影響で減少していたインバウンド(訪日客)の回復が続き、2024年は上半期、6月単月の両方で過去最高を記録した。全日空(ANA)の井上慎一社長は24年7月19日に開いた記者会見で、「インバウンドはまだ伸びるだろうと思っている」との見方を披露した。井上氏によると、19年に日本で開かれたラグビーのワールドカップを機に日本の魅力が国外に伝わったが、そこで生まれたはずの需要がコロナ禍で途絶えていた。往来が再開し