阪神は30日のヤクルト戦(神宮)に5―6で敗れ、4位に転落した。4点リードの8回に継投策が崩壊し、一挙5失点で逆転を許す最悪の負け方で貯金も底をついた。岡田彰布監督(66)の怒りの矛先は、自身の意を十分にくめなかったコーチ陣へ…。一進一退の戦いが続く中、首脳陣間のコミュニケーション不足を不安視する声もチーム周辺から聞こえている。楽勝ムードが暗転したのは8回二死からだった。3番手の救援左腕・桐敷