太陽以外の天体の周りを公転する太陽系外惑星は5000個以上見つかっていますが、太陽系外惑星の周りを公転する「太陽系外衛星(Exomoon)」は、発見が広く認められた例は1つもありません。マックス・プランク太陽系研究所のRené Heller氏とゾンネベルク天文台のMichael Hippke氏の研究チームは、太陽系外衛星の有力候補とされていた「ケプラー1625b I」と「ケプラー1708b I」の存在を示すとされる観測データを分析したしたとこ