実用性がない、暇つぶしでしかない、1円にもならない…。そんな批判がいくつも湧いてくる方法で、「経営の神様」と称された稲盛和夫氏は、経営者としての大局観を養っていた。その意義や効用とは?(イトモス研究所所長小倉健一)稲盛和夫氏が大切さを説き続けた経営哲学「フィロソフィ」京セラ、KDDIを起業し、日本を代表する企業に成長させ、破綻した日本航空(JAL)を再建したことで「経営の神様」と呼ばれた稲盛和夫氏は、