「令和に語る、昭和プロ野球の仕事人」第26回小川邦和・後編(前編から読む>>)「昭和プロ野球人」の知られざる過去のインタビュー素材を発掘し、その真髄に迫るシリーズ。尾道商高でセンバツの準優勝投手となり、早大、日本鋼管を経て1972年のドラフト7位で巨人入りした小川邦和(おがわ くにかず)さんは、わずか5シーズンでチームを去ってしまう。74年には12勝を挙げるなど実績を残してきたなか、唐突にも思える退