『傘寿まり子』は、80歳のヒロインが自宅の改築や友人の孤独死を受けて自分の人生を考え直すため家出をする、第二の“青春”漫画だ。漫画家のおざわゆきさんに話を聞きました。「年をとっても仙人にはなれない」――ひ孫がいる80歳という設定には驚きました。なぜ高齢者を主人公にした漫画を描こうと思ったのでしょう?おざわゆき(以下おざわ)最近のお年寄りって昔よりも元気だと思いませんか?皆さんオシャレだしとっても