ギリシャのドデカネス諸島のひとつ、ロドス島。騎士団によって築かれた中世の城壁に囲まれた旧市街は、「ロドスの中世都市」として世界遺産に登録されています。東ローマ帝国領時代、ロドス島はさまざまな勢力から繰り返し攻撃を受けていました。東ローマ帝国が衰退しつつあった1309年には聖ヨハネ騎士団(ロドス騎士団)に占領され、以後2世紀にわたってロドス島は聖ヨハネ騎士団の本拠地となりました。現在の旧市街には堅牢な城