つい先日に打ち上げから26周年を迎えた、ハッブル宇宙望遠鏡。今も元気に観測を続ける同宇宙望遠鏡が捉えたのは、なんとも不思議な形状をした「赤い長方形星雲」です。まるで赤みがかかったクロスか長方形が、宇宙空間に漂っているようですね。このHD44179とも呼ばれる星雲は、いっかくじゅう座の方向に位置する原始惑星状星雲です。原始惑星状星雲とは太陽に近い質量の恒星が恒星風によってガスを吹き出し、そのガスが恒星か