東北地区で近年最も著しく勢力構図が変化したのは岩手県だろう。かつては、盛岡一と一関一、花巻北、盛岡など旧制中学の流れを汲む伝統校が、弊衣破帽のバンカラスタイルの応援団とともに、県の高校野球を引っ張ってきていた。90年代後半、岩手の勢力図が変わる2009年輝いた花巻東・菊池 雄星投手それに対抗する勢力としても,盛岡商、黒沢尻工、盛岡三と盛岡工あたりだった。平成になって盛岡四も実績を上げている。いずれも公立勢である