人生を歩んでいく過程で、「失敗」をしたり、「孤独」を感じたりすることは誰にでもある。これらは、一般的にマイナスに捉えられるものだが、「失敗」が人生をドラマティックにしてくれる神さまの演出であり、「孤独」が脳の成熟に必要不可欠であることと考えられれば、失敗も孤独も怖くなくなるのではないだろうか。ネガティブなことは、実はそうではないということを脳科学によって証明していくのが『英雄の書』(黒川伊保子