風邪や花粉から身を守りながら、密かにチュウしている。

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「バレンタイン」という年中行事で全国がにぎわう、このシーズン。キャッキャッと盛り上がる層がいる一方で、「心が冷えてしまう」なんて側の方々もいらっしゃると思います。
いや、心が冷えるだけならまだいい。実際に体が冷え、風邪を引いてしまったら大問題。踏んだり蹴ったりとは、まさにこの事ですよ!

というわけで、このアイテムをご紹介しましょう。一般社団法人ICRアスボ事務局が製作した『チューマスク』は、我らの強い味方。
これ、外側から見ると何の変哲もないマスクです。では、その内側をご覧ください。……あらぁ、色っぽいキスマークが! 

想像してください。内側にこんなマークがあって、そのマスクを装着したとしましょう。どうなると思います? ……おわかりですよね。言わずもがなですが、念のため説明します。自分の唇と重ね合います!

こうなると、率先して『チューマスク』を着用しないわけにはいかない。結果、厳冬に蔓延しやすい風邪や花粉などから身を守ることになるわけです。いや、きっと心にも効き目があるはず。
「バレンタインの時期には、街中にハート型のモチーフが多く登場し、彩りも華やかとなります。しかし、一方ではチョコレートの有無に一喜一憂したり、精神的苦痛を被る人も少なくありません。『チョコレートをもらえない若者が陥りやすい“バレンタイン鬱”を和らげる一助となれば!』と考え、このマスクを製作したしました」(担当者)

ところでこのキスマーク、誰の唇だと思います? 今回、起用されたのは“萌えキャラ”です。イラストレーター・おーじ茶氏の作品『明日望HAKUSHO―生活習慣病を撃退せよ―』に登場する「萬処(まんどころ)みかん」ちゃんが、この“チュウ”の主。彼女は、以下のようなパーソナリティの持ち主です。

■プロフィール
身長:161cm 体重:47kg 3サイズ:未測定
年齢:23歳
職業:新人CRC(治験コーディネーターのこと。製薬企業と医療機関をつなぎ、治験の協力者の健康やスケジュールの管理をし、心的負担を軽減するための相談相手となるサポート役)
プロフィール:2089年、就職した最先端の医療機関で真面目に仕事をがんばっているのだが、患者さんの間ではおっちょこちょいで有名。性格は楽天的で基本的にはミーハー。

「私たちが一方的にチョコレートを配布するだけでは、身近な女性からプレゼントされる喜びの足元にも及びません。そこで、考えました。“チョコ”を超えるのは“チュウ”であると。また実在の女性の唇をプリントしたところでは、距離を感じてしまったり、恥ずかしがって着用しないのではないかと懸念しました。それが“萌えキャラ”を起用した理由です」(担当者)

いや、気を配ったのは精神ケアだけではない。マスクの2層目にN95フィルターを採用し、生地自体も高性能なものに。微粒子捕集検査報告書によると、0.1μの微粒子を99.5%捕集するそうです。
「在中国日本大使館は2013年1月14日付『北京市等の大気汚染について』の中で、外出する場合に着用するマスクの種類として『N95』を挙げています」(担当者)

そんなこのマスクの主なターゲット層は、20歳前後〜30代の男性。チョコレートの有無に一喜一憂したり、臆病になってしまう若者です。
「社会人であれば会社の風習で女性陣からバレンタインプレゼントを受け取る方が多いので、そうではない学生やフリーの方を主に想定しています」(担当者)

欲しくなった若き男性には、ぜひともゲットしていただきたい『チューマスク』。2月14日にはドン・キホーテ秋葉原店前で無料配布が行われますが、この日に来れない方は『チューマスク』公式サイトで入手することも可能です。(先着2015名)

ちなみにキスマークに使用されているインクは、身体への安全性テストをしっかりクリアしています。安心してください。
「私も何度も試しましたが、マスクを着用する瞬間は胸が高鳴り、前向きな気分になりました。バレンタイン時にこじらす“心の風邪”を乗り越えられるのではないかと確信しています」(担当者)

風邪や花粉から身を守り、心の風邪を和らげる。と同時に、萌えキャラと間接キスし続けている『チューマスク』。誰にもバレずにチュウし続けてる、密かな背徳感がいいじゃないですか!
(寺西ジャジューカ)