売上の3%は寄付金となり、アフリカの子どもたちへ。

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バレンタインが近付いてきましたね! かつて「ジャニーズのタレントへ、ファンからトラック数台分のチョコが送られた」なんてニュースをよく聞きましたが、まさに幸せの独り占めか!?

しかし現代のバレンタインは、幸せをおすそ分けできます。オイシックスが1月29日より発売する『ショコラ de 黒糖 〜ケニアコーヒー味〜』(税抜278円)は、売上の3%が寄付金となるのです。そのお金は、飢餓で苦しむアフリカの子どもたちに温かな学校給食(20 円で1食提供可能)として提供されるとのこと。

ここで、過去の記事を振り返りましょうか。以前、コネタにて「TABLE FOR TWO」(以下「TFT」)なる取り組みを紹介したことがあります。直訳すると、「二人のための食卓」。店舗等が提供する“ヘルシーメニュー”を購入すると、その代金の一部が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子ども達に給食1食分をプレゼントできる。そんなこの取り組みにより、今までアフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、タンザニア、ケニア、アジアのミャンマー、フィリピンといった地域に給食が届けられました。
今回の『ショコラ de 黒糖 〜ケニアコーヒー味〜』は、オイシックスとTFTのコラボにより商品化されたチョコレートです。
「TFTは当初、民間企業、官公庁、大学などの社員食堂でヘルシーメニューを提供することを通じた寄付をメインにしていました。その後、社員食堂の利用者だけでなく一般の消費者にも活動を広げることに大きな意義があると考え、2008年にオイシックスが初めて消費者向けに寄付付きのヘルシー商品販売をスタートしています」(オイシックス担当者)
バレンタイン企画に関して言えば、オイシックスとTFTのコラボは今年で二度目となるようです。

ところで気になるのは、そのお味。今回は「ケニアコーヒー味」のチョコレートの発売と相成りましたが、これには理由がある模様。
「2014年7月、オイシックスが建設支援をしたケニア・ルシンガ島の給食室が完成したことを記念して、ケニア産コーヒーをチョコレートに練り込みしました」(オイシックス担当者)

これは、興味深いな……。よし。チョコレートを取り寄せ、私も実際に味見してみたいと思います!

はい、届きました。まず、パッケージが一味違います。表面のラベルには、贈る相手の名前を書き入れられるスペースが設けられていました。
「もらった時、カバンにかさばらずに入れやすいサイズ・形を意識しました。また表面のラベルに手書きメッセージを書き加えることで、日頃の感謝を伝えることができます。食べてもらう人の健康も気づかえるよう、ミネラル豊富で女性に嬉しい黒糖をチョコに使用しました」(オイシックス担当者)
近年、“友チョコ”を贈り合う女性が増えている状況を受け、女性が嬉しくなるようなチョコレートが完成したようです。

では、いただきましょうかね。……おぉ、黒糖ならではの優しい甘みが嬉しいじゃないですか。その後、次第にチョコ特有の甘みと苦みが喉奥からしっとり伝わってきますよ。懐かしいんだけど、初体験。そんな印象です。
「コーヒーのほろ苦さと黒糖のやさしい甘さが融合した、不思議な味わいを楽しめるチョコレートです」(オイシックス担当者)

友チョコでもいいですし、異性への告白の手段としてもOK。贈り贈られ、それと同時にアフリカの子どもたちへ“幸せのおすそ分け”ができるなんて、素敵じゃないですか?
(寺西ジャジューカ)