シャルケ内田が実戦復帰、リーグ再開前最後の練習試合にフル出場

写真拡大

 DF内田篤人が所属するシャルケは24日、リーグ後半戦再開前では最後となるテストマッチを行い、オーストリアの強豪ラピッド・ウィーンに敵地で1−2と惜敗した。

 3−5−2のフォーメーションでスタートしたシャルケは、センターバックの一角に新加入のDFマティヤ・ナスタシッチを配置。またひざの負傷によりアジアカップを辞退した内田も、右サイドハーフで先発を飾っている。

 試合が動いたのは27分、右サイドの内田がトップ下のMFマックス・マイヤーに横パスを出し、マイヤーはペナルティエリア左のオーストリア代表DFクリスティアン・フクスへこれを流す。そしてフリーとなったフクスの豪快なシュートが、ファーサイドのゴールネットを揺らし、シャルケが先制点を奪うことに成功した。

 しかし1−0とリードして迎えた後半、ウィーンがすぐさまチャンスをものにし、48分に同点。さらに82分にも追加点を決められ、シャルケにとっては1−2の痛い逆転負けとなった。

 シャルケは31日に日本代表MF清武弘嗣やDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦する。