ゾンビが溢れる世界でサバイバルするためにカレーを食べてみた
じゃあ、緑色はどうか？ ……そりゃ、イケるでしょう！ 「緑黄色野菜」なんて言葉もあるくらいだし、グリーンカレーは大好物です。
そして、新たにこんなカレーを見つけてしまいました。株式会社ノーツが12月5日に発売したのは、その名も『ゾンビ対策カレー CURRY OF THE BIOHAZARD グリーンハーブ回復カレー』（税抜き500円）。
そうです。グリーンハーブを摂取することで体力が回復する、『バイオハザード』の世界観がそのまま反映されたカレーとなりました！
「私がゾンビが好きで、かねてからゾンビ商品を作りたいと考えていました。『ゾンビが食べるカレーを作ればゾンビに遭遇した際に対策になるのでは？』と思い、ゾンビが食べる想定でカレーの開発をしました」（同社・担当者）
もう、両カレーともに興味深いです。というわけで、取り寄せていただいてみましょうか！ ……はい、届きました。レッドが基調の『ゾンビ対策カレー CURRY OF THE DEAD』パッケージには、地獄の底からはい出したゾンビが突き上げた手が描かれているし、『ゾンビ対策カレー CURRY OF THE BIOHAZARD グリーンハーブ回復カレー』の方には物憂げなゾンビの横顔が重厚にプリントされています。
では、まずは『ゾンビ対策カレー CURRY OF THE DEAD』から。……おぉ、トマト風味のヘルシーな香りが！
「具材は肉オンリーにすることでトマトベースの絶妙な味付けに肉のうま味がカレー全体にとけこんだゾンビ好みの自慢の味に仕上がりました」（公式サイトより）
じゃ、いただきます。……あっ、美味しい！ ズルズルっとルーをすすると人の生き血をすするゾンビの心境になるような、ならないような。でも、味は完全にトマトペースト。具として投入されているのが、ゴロッと牛肉オンリーというのも潔くていいです。
ちなみに、注意書きには「人間用の食材で美味しさにこだわって作られておりますので万が一の場合にはゾンビ化前の方にも安心してお召し上がりいただけます」なる文言が。もしゾンビと遭遇したら、振る舞ってあげてください。
続いては『ゾンビ対策カレー CURRY OF THE BIOHAZARD グリーンハーブ回復カレー』、行きます。……あっ、これ完全に私の好みです！ ココナッツミルクのコクが全体を覆いつつ、ピリッとした辛みが絶妙に効いていて。グロテスク効果を狙ったというひよこ豆も、グリーンカレーにピッタリ！ 鳥肉というチョイスも好相性でしょうか。
また「グリーンハーブ」と言いつつ、そこまで爽快感過多じゃないのも嬉しい。カレーとしての軸はブレてません。マイルドにほっこりさせてくれました。……なるほど、これが“回復アイテム”たるゆえんかしら。
「『バイオハザード』ユーザー、ゲーマー、もしくはゾンビ好きの方々など、幅広く食べていただきたいカレーです！」（担当者）
いやいや、“カレー好き”にすすめてくださいよ！
（寺西ジャジューカ）
