今年もインフルエンザの流行シーズンがやってきた! かからないためにも有効な対策は?

写真拡大

筆者は昨年、自分の誕生日にインフルエンザにかかりまして、大事な日を丸一日苦しみ悶えながら棒に振ったという勇者であります。はい、非常に切ない聖誕祭となりました。そうこうしているうちに、今年もインフルエンザの流行シーズンがやってまいりましたね。感染者も増加しているということで、予防接種に行かなくては、と思っている人も多いことでしょう。いやはや、インフルエンザ、本当につらいですよね。

今年は世界的な感染ウイルスが猛威をふるったこともあり、感染症予防対策には敏感になる人も増えているはず。インフルエンザも、予防と対策はできるだけしっかりしておきたいところです。

【機能性乳酸菌がインフルエンザ予防に!?】


そんな憎きインフルエンザですが、最近ではその対策として「機能性乳酸菌」が話題を呼んでおります。たとえば、免疫力を高める効果が期待できると話題の“明治ヨーグルトR-1”や、“雪印メグミルク 恵 ナチュレ”など。手軽なドリンクタイプなど、各社からさまざまな商品が販売されていますよね。

ですが、いろいろな名前の乳酸菌がありすぎて素人には違いがよく分からず、結局定番の商品を買ってしまいます。

そこで乳酸菌について調べてみたところ、このインフルエンザの流行間近の時期に、ずばり注目すべきなのは「ラブレ菌」だと分かりました! それは、こんな調査結果が発表されていたからであります。

【世界初の大規模調査でも成果が!】


ラブレ菌とは京漬物“すぐき”から発見された乳酸菌で、整腸作用や免疫賦活に効果があると言われてきました。そんな免疫力を高める効果を持つラブレ菌を含む飲料が、インフルエンザ予防にも有効であるということがカゴメの研究で明らかになったのです!

カゴメは約3000人の小学生を対象とする大規模な調査を行いました。その調査によれば、対象者にラブレ菌を含む飲料を継続摂取させたところ、摂取した児童のインフルエンザ罹患率は、摂取しなかった児童に比べて明らかに低いことが確認されたそうなのです。つまり、ラブレ菌飲料を続けて飲むことでインフルエンザのリスクを低減できる可能性が示されたということ!
ちなみに、乳酸菌のインフルエンザ予防作用についてはこれまでにも報告はいくつがありますが、今回のように、地域的な影響を考えて狭い地域内で行われた数千人規模の比較調査は、なんと世界でも初めてなのだとか。これはかなり信ぴょう性の高い結果であるといえます!

【なんでラブレ菌がリスクを低減させるの?】


気になるのは、ラブレ菌がインフルエンザウイルスに対して免疫力を発揮する仕組みです。

ラブレ菌は、ウイルスから身を守るために私たちの体にもともと備わっている3つの防御メカニズムを活性化して免疫力を高めることで、インフルエンザの感染リスク軽減に導いてくれるのだそう。
その3つとは、免疫力の指標である「細胞傷害活性」、がんや肝炎の治療薬としても使われる「インターフェロン(IFN)-α産生」、そして、ウイルスの感染力や毒性を失わせたりしてくれる「抗体産生」。ラブレ菌はこうした人間が本来持っている力をより強くしてくれるんですね。

さて、年末年始はなにかと人が集まる場所に参加することが増えたり、人混みでの買い物なども増えたりする時期。普段以上に感染症対策を心がけたいところです。
手洗い、うがい、マスク……といった予防だけではなく、ラブレ菌飲料を継続摂取する食生活の見直しで自分の免疫力を高め、インフルエンザに対する抵抗力高めていくことをオススメします!
(はなふさ ゆう)
■カゴメ株式会社による調査の詳細はこちら