「BiND for WebLiFE*」シリーズのカート機能でDLコンテンツの販売が可能に
デジタルステージは13日、Webサイト製作ソフトウェア「BiND for WebLiFE*」シリーズのショッピングカート機能「BiNDカート」において、ダウンロードコンテンツ販売への対応などを含む追加サービスの提供を開始した。
BiND for WebLiFE* シリーズは、HTMLタグやCSSを記述することなく、テンプレートをベースにカスタマイズするだけでHTMLベースのWebサイトが作成できるソフトウェア。2014年3月にリリースされた最新バージョン「BiND for WebLiFE* 7」では、これまで「WebLiFE* サーバー」への加入が必要だったBiNDカートが、サイトの公開サーバーに関係なく無料で利用できるようになっている。
13日に追加されたBiNDカートの新サービスは、「デジタルコンテンツ販売機能」と「PayPal決済対応」の2機能で、20日からは「商品データ一括登録、在庫一括登録」と「配送業者別の伝票作成」の2機能も提供される。
「デジタルコンテンツ販売機能」では、音楽や写真などのデジタルコンテンツをダウンロード販売することが可能となる。商品として登録できるファイル形式は「音源ファイル(mp3 / wav)」「画像ファイル(jpg / gif / png)」「動画ファイル(mpeg / mpg / mp4 / avi)」「PDFファイル(pdf)」「アーカイブファイル(zip / msi / dmg / apk)」で、取り扱える1ファイルあたりの容量は1GBまでとなっている。
また、「PayPal決済対応」では、BiNDカートの支払い設定でPayPal決済が可能になり、「商品データ一括登録、在庫一括登録」では、商品名や価格などの商品登録や在庫数の更新をCSVファイルで一括登録したり、エクスポートができるようになる。「配送業者別の伝票作成」では、クロネコヤマト、佐川急便、ゆうパックの各配送業者別専用フォーマットに合わせて受注データのダウンロードが行え、伝票作成の手間を軽減するとのこと。
(木下健児)