写真提供:マイナビニュース

写真拡大

年々増加の一途をたどるインターネットを使った電子商取引の売上高。いわゆるネットショッピングのことですが、経済産業省が発表したデータによると、2007年から2013年までの電子商取引は、市場規模・EC化率ともに継続的な伸びを確認することができる。具体的には、2007年に53兆円だった市場規模が95兆円と約1.8倍、EC化率は1.52%から3.11%にまで飛躍的に成長している。

そんな中、stores.jpや、Base、Yahooショッピングなど、個人でも気軽にネットショップを無料で開設できるサービスが様々に登場し、こうした流れにますます拍車をかけて、“Eコマース革命”とも呼ばれている昨今。デザインやプログラミングなどの知識がなくても、テンプレートのカスタマイズで簡単に洗練されたホームページが作成できるとして定評のあるデジタルステージの『BiND』シリーズも、この春発売された最新版からサーバーを問わず無料でショッピング機能を利用できるようになった。

手軽に無料で始められるEコマースのツールやサービスが様々に揃うなか、他とは違うBiNDのメリットは何と言っても自由なレイアウトで、トレンド性のあるデザインのサイトが専門的な知識がなくても思うように作成できることだ。ショッピングモール系や、ポータルサイト系は、売り上げ重視や競合製品の多い商材である場合には集客力という点で多いにメリットがある。しかし、一方で決められたテンプレートなどデザイン面での制約が多く、他ショップとの差別化が難しくなる。

とはいえ、こだわりの商品や高価なものは、ネットならばいっそう世界観を大事に、ていねいに見せたいものだ。実際に手に取れず、接客も一人ひとりできないネットショップでは、なおさら重要な要素になってくる。と同時に、モール系やポータル系に比べて集客力が懸念される個人のECサイトであっても、SNS等により特定のコミュニティに対しては直接リーチもできるというのが最近の流れであり、大手サイトに頼らなくても独自に集客を図る術があるというのが現状だ。そういう意味では、デザインに定評があり、カスタマイズも簡単なBiND7なら、商品に合わせた見せ方、凝ったディスプレーなど、こだわりのネットショップの構築と運営をしたい人には最強のツールと言える。

具体的に便利な機能を挙げると、デザイン面では例えばスライドショーで商品をダイナミックに美しく見せる「SHiFT2」。3Dエフェクトやモーションなど視覚効果の高いスライドショーをテンプレートを選んでカスタマイズし、素早く簡単に動的でインパクトあるビジュアルを作成できる。また、カートボタンなどのアイコンもプラグインの画像編集ソフトでオリジナルを作成でき、挿入位置などもどこでも自由に決めることができる。

また、ECサイトでは受注や在庫状況といった管理画面も大切。最新版の『BiND for WebLiFE* 7』からデザインが一新され、より使いやすく改良されている。日々の売上推移や在庫状況、注文状況などが一目瞭然で確認できるほか、商品・在庫一括登録機能(5月20日開始)が追加されており、効率的にショップ運営が行える。もちろん、スマートフォンにも対応。決済画面もスマホユーザーが買い物をしやすいようなインタフェースに設計されている。

さらに注目したいのが、5月13日からダウンロード販売にも対応することだ。イラストやCG、写真、音楽、ソフトウェアといったデジタルコンテンツの販売をサービス側でサポートする。自分の作品をネットで直販したかったクリエイターにとってはまさに待望の機能だ。

そのほか、新たに決済方法の種類に“PayPal”も追加され(5月13日より開始)、クレジットカード決済をさらにローコストで導入することが可能となり、中小規模のネットショップ運営者にはありがたい機能強化だ。

個人がネットショップを始めるのに、手間もコストも知識も必要だったのはもう過去の話。BiNDはそうしたハードルを一気に下げ、ネットショップを含めて誰でも簡単に思いどおりのサイト作りのためのステージを提供してくれる最強のツールだ。これまで尻込みしていた人も難しく考えることなく、まずはフリーコースから気軽にチャレンジしてみてほしい。