お金が貯まらないタイプ別4つの貧乏

写真拡大

 人生で避けて通れないのが「お金」の問題ですよね。
 「貯めたいのに一向に貯まらない」「節約しているつもりなのに毎月カツカツ」……。そんな悩みを抱えている人も多そうです。
 そんな人にページを開いてほしいのが、『なんで貯められないのかわからない! まだ間に合う30代からの貯金改革』(マキヒロチ/著、大竹のり子/監修、竹書房/刊)。
 アラサー、独身、貯金額30万円弱のマンガ家・マキヒロチさんが貯金を決意し、奔走するコミックエッセイです。

 ここでは、本書の中より、今日からできる簡単な「貯金術」を紹介します。

■支出を「○」「△」「×」で評価
 貯金の第一歩は「支出を知ること」。手抜きのやり方でもいいので、まずは家計簿をつけましょう。
 自分が何にどれだけお金を使っているのか把握することで、「どこを削ればいいのか」「頑張ればいくら貯められるか」が見えてくるのです!
 大事なのは、家計簿をつけたあと、支出を評価すること。
 その買い物は自分にとっていい買い物だったかどうか「○」「△」「×」で評価してみましょう。

■あなたは何貧乏?
 お金が貯まらない理由は人それぞれ。
 貯金する際に大事なのは、「自分はなぜ“貯金貧乏”なのか」を把握することです。
 “貯金貧乏”のタイプと、解決策を紹介します。あなたはどれに当てはまりますか?

○趣味貧乏
 趣味にお金をかけてしまうのが“趣味貧乏”の人の特徴。
 そんな“趣味貧乏”の人は、趣味の知識や経験を活かして副収入を得る方法を考えましょう(ブログやワークショップ開催など)。また、本当にその趣味に思い入れがあるなら、思い切って本業にするのも一つの手です。

○ペット貧乏
 “ペット貧乏”の人の特徴は、ペットのためにこまごまとした費用がかさんでしまうこと。ペット可のマンションの高い家賃・敷金礼金、ペットのえさ代・病院代・予防接種代、旅行……など、枚挙にいとまがありません。
 そんな“ペット貧乏”の人はペット保険に入って急な出費を抑えましょう。SNSを使っておトクな情報を得ることも重要です。

○二次会貧乏
 飲み会に行くと必ず二次会、三次会まで付き合ってしまうのが“二次会貧乏”。
 “二次会貧乏”の人は、1次会から時間制限のない店を選ぶ・2次会以降は家飲みにシフトする・おごってくれる上司などのグループと飲みに行くなどして出費を抑えて。

○資産運用ベタ貧乏
 資産運用で損をするとさらに資金をつぎ込んでしまうのが“資産運用ベタ貧乏”。
 そんな“資産運用ベタ貧乏”の人は、自分で「損はここまで!」という限度額を決めることが有効です。ほかにも、長くやるなら結果が安定しやすい投資信託がオススメです。

 いかがでしたか?
 人はなぜお金が好きなのでしょうか。それはズバリ、「お金があると選択肢が広がるから」!どれだけお金があるかで次の目的地に進むための選択肢が変わってくるのです。
 本書によると、お金を人生のガソリンにして前進するためには、「まずは百万円貯めること」が重要なのだとか。
 コツコツ支出管理して、上手に貯蓄していきましょう。
(新刊JP編集部)