「夢は叶わない」ネガティブ思考の成功法則
本屋さんに積まれている自己啓発書やビジネス書を開いてみると、「人生を成功させる法則」として「何があっても前向きに!」「夢はかならず叶う」「目標はとにかく大きく」など、ポジティブな言葉がよく並んでいます。
もちろん、こういった本を読んで素直にやる気が出るという人は何も問題はないのですが、ほとんどの人はそうそういつもポジティブにいられるはずもなく、こういった本に対して息苦しさを感じてしまうことも。
本当に、ポジティブでないと仕事や人生で成功できないのでしょうか?
決してそんなことはありません。
『5分の使い方で人生は変わる』(角川フォレスタ/刊)の著者、小山竜央さんは、「人は生存本能の観点からネガティブな思考に向かいやすい」として、その性質を無理にポジティブな方に曲げない「ネガティブ思考の成功法則」を教えてくれます。
■普通の人がジョブズを目標にしても無駄
よくある成功哲学の本で、お手本として示される人物にスティーブ・ジョブズやイチローがいます。これらの本では「成功者のやり方をまねすれば同じように成功できる」といのがお決まりの論法なのですが、ジョブズやイチローのような「超成功者」を一般人がマネしても、どだいうまくいくわけがないのです。
そんな事をするくらいなら、身の回りにいる「一定のレベルを保ちながら長期間結果を出し続けている人」を見習って、いいところを取り入れていくべき。自分とレベルが近い分、学べることは多いはずです。
■原則的に、夢は叶わない
テレビを見ても、本を読んでも、いろんな人が申し合わせたかのように「夢を持て」と言います。
これを真に受けて、夢を叶えるべく必死にがんばっている人はがっかりしてしまうかもしれませんが、残念ながら夢などというものは原則的に叶いません。それは自分の身の回りに夢を叶えた人が何人いるか思い出してみればわかることです。
この事実を踏まえて、それでも夢を叶えたいならば、その夢よりも10倍大きな目標を掲げて、そこを目指してみましょう。
夢を最終目的地にしているうちは、そこまで届きません。それなら「単なる通過点」にしてしまえばいいのです。
■後悔は、すすんでしろ
大人になると、人から強制されて何かをやる場面はほとんどなくなります。だからこそ、時には「やらなきゃよかった」と後悔することを恐れずに、やりたくないことや嫌いなことに取り組むべきです。
後悔というとネガティブな意味合いで使われることがほとんどですが、これを避けていては成長は望めません。「後悔だけはしないように」などというありがちなセリフは、この際もう捨ててしまいましょう。
小山さんが明かす「成功法則」は、無理やり考え方や物事の捉え方を変えさせたりするものではなく、人間が本来持っている性質を生かした形で成功を目指すというもの。
これなら、従来の自己啓発書が苦手という人でも、負担や違和感を持つことなく取り組むことができるはずです。
(新刊JP編集部)
もちろん、こういった本を読んで素直にやる気が出るという人は何も問題はないのですが、ほとんどの人はそうそういつもポジティブにいられるはずもなく、こういった本に対して息苦しさを感じてしまうことも。
本当に、ポジティブでないと仕事や人生で成功できないのでしょうか?
決してそんなことはありません。
『5分の使い方で人生は変わる』(角川フォレスタ/刊)の著者、小山竜央さんは、「人は生存本能の観点からネガティブな思考に向かいやすい」として、その性質を無理にポジティブな方に曲げない「ネガティブ思考の成功法則」を教えてくれます。
よくある成功哲学の本で、お手本として示される人物にスティーブ・ジョブズやイチローがいます。これらの本では「成功者のやり方をまねすれば同じように成功できる」といのがお決まりの論法なのですが、ジョブズやイチローのような「超成功者」を一般人がマネしても、どだいうまくいくわけがないのです。
そんな事をするくらいなら、身の回りにいる「一定のレベルを保ちながら長期間結果を出し続けている人」を見習って、いいところを取り入れていくべき。自分とレベルが近い分、学べることは多いはずです。
■原則的に、夢は叶わない
テレビを見ても、本を読んでも、いろんな人が申し合わせたかのように「夢を持て」と言います。
これを真に受けて、夢を叶えるべく必死にがんばっている人はがっかりしてしまうかもしれませんが、残念ながら夢などというものは原則的に叶いません。それは自分の身の回りに夢を叶えた人が何人いるか思い出してみればわかることです。
この事実を踏まえて、それでも夢を叶えたいならば、その夢よりも10倍大きな目標を掲げて、そこを目指してみましょう。
夢を最終目的地にしているうちは、そこまで届きません。それなら「単なる通過点」にしてしまえばいいのです。
■後悔は、すすんでしろ
大人になると、人から強制されて何かをやる場面はほとんどなくなります。だからこそ、時には「やらなきゃよかった」と後悔することを恐れずに、やりたくないことや嫌いなことに取り組むべきです。
後悔というとネガティブな意味合いで使われることがほとんどですが、これを避けていては成長は望めません。「後悔だけはしないように」などというありがちなセリフは、この際もう捨ててしまいましょう。
小山さんが明かす「成功法則」は、無理やり考え方や物事の捉え方を変えさせたりするものではなく、人間が本来持っている性質を生かした形で成功を目指すというもの。
これなら、従来の自己啓発書が苦手という人でも、負担や違和感を持つことなく取り組むことができるはずです。
(新刊JP編集部)