6月中旬、福山が主人公・湯川学を演じるドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)の最終章の撮影が都内で行われていた。

初回の視聴率が今年放送されたドラマで最高の22.6%を叩き出し、以降も20%前後の視聴率で推移してきた『ガリレオ』。福山にとって、今クールは5月にカンヌ国際映画祭に初参加を果たし、主演作『そして父になる』が審査員賞を受賞という大きな節目となった。

福山は『ガリレオ』の撮影スケジュールの合間を縫う強行日程でカンヌに入り、上映後にスタンディングオベーションを浴びて感激の涙をみせていた。授賞式に出席することはできなかったが、帰国後すぐに『ガリレオ』の撮影に合流した福山に、こんなサプライズがあったという。

「審査員賞の賞状を見てもらおうと、是枝裕和監督が(撮影が行われていた)フジテレビの湾岸スタジオへ福山さんを訪ねて来られたんです。監督の“お土産”をみて福山さんは『よかったですね。あれだけ騒がれて何ももらえなかったら、どうやって言い訳したらいいか困っていましたよ』と、冗談っぽく言うと、監督も『いやいや、ホッとしましたよ』と笑っていました」(フジテレビ関係者)

 最終章では、スペシャルゲストとして天海祐希が出演する。福山と天海が共演するのはこれが初めて。30分拡大版で24日に放送される最終回の視聴率も期待されるところだが――。

「福山さんは、天海さんと初めて共演してみて、終始演技がガッチリ噛み合ったらしく、相当な手応えを感じたようでした。その勢いのままに『最終章で、視聴率25%超えを!』と宣言しているそうです」(前出・フジテレビ関係者)