先輩ママに聞く! 最近の「離乳食」事情とは?

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「離乳食」は、母乳(または育児用粉ミルク)から卒業して、大人が食べるような普通食に移行するまでの食事のことで、今までの「飲む」から「食べる」へと移り変わる大切な時期の食事でもあります。

昔は野菜を茹でてつぶしてペースト状にしたり、お粥を作ったりと、手作りで離乳食を準備していましたが、今はレトルトやお湯で戻して食べるフリーズドライのものまで、便利でカンタン、そして幅広い種類が揃っています。

最近の傾向としては、今までの無味のものから、味覚を刺激する離乳食が増えてきたようです。

が、いったいどんな離乳食が人気なのでしょうか? そこで先輩ママのマイナビニュース会員164名に最近の「離乳食」事情をうかがいました。

■Q.お子様が「離乳食」の時期に、最も多く食べさせたのはどれですか?・お粥類:59.8%(98名)・イモ類:15.2%(25名)・淡色野菜類:11.6%(19名)・ヨーグルト類:5.5%(9名)・果物類:3.7%(6名)・魚介類:0.6%(1名)・その他:3.7%(6名)やはり離乳食の王道である「お粥」が最多でしたが、その他では「緑黄色野菜」(33歳/専門事務職)という意見もありました。

■Q.「離乳食」の時期に、自分が意識的に気をつけた味付けはありますか?・塩味:43.9%(72名)・甘味:34.8%(57名)・旨味:29.3%(48名)・苦味:7.9%(13名)・酸味:7.3%(12名)・その他: 7.9%(13名)回答では、五味(甘み・酸味・塩味・苦味・旨味)に関して配慮した味付けがほとんどでしたが、その他の中には「薄味にすること」(29歳/クリエイティブ職)や、そもそも「味付けをしない」(31歳/技術職)という意見もありました。

■Q.「離乳食」を食べさせる際に、参考にした情報などはありますか?・書籍や雑誌などの情報:72.0%(118名)・インターネットなどからの情報:32.3%(53名)・親、兄弟からの情報:31.7%(52名)・セミナーや勉強会からの情報:17.1%(28名)・医師や専門家からの情報:17.1%(28名)・テレビからの情報:6.1%(10名)・その他:1.2%(2名)みなさん、雑誌・インターネット、テレビなど子育ての最中でも手軽に情報が入手できるメディアの活用が多く見られます。

もちろん経験者の貴重な意見や勉強会に出向くという熱心な方も。

またその他では「店頭」(41歳/専門事務職)という意見もありました。

■Q.「離乳食」を作る際に、心がけたことはありますか?・安心できる食材を使うこと(26歳/秘書)・素材の味を生かす(29歳/専門事務職)・食べやすい形状・温度にする。

食中毒にならないように清潔な道具を使う(34歳/技術職)・栄養バランス(25歳/専門事務職)・冷凍せず毎回手作り(28歳/秘書)・愛情込めてつくること(29歳/技術職)・木製の食器を使う(32歳/技術職)美味しいのはもちろんですが、栄養のバランスや食材の安全性、新鮮さや清潔さなど、やはり「離乳食」作りにはいろいろと配慮しているようです。

今回のアンケートでは、「離乳食」手作り派が多い回答となりましたが、みなさん五味を意識しながら尚かつ薄味で、とママたちの苦労や愛情が随所に見られる結果となりました。

人気のメニューは今も昔も定番・王道の「お粥」ですが、「味にバリエーションを持たせる」(26歳/専門事務職)、「お粥の中にいろいろな食材を混ぜて、多くの食材を食べさせる」(31歳/専門事務職)といったように、ひと工夫された「わが家ならでのお粥」が家庭ごとにあるようですよ。

ただ、離乳食といってもあまり神経質にならないで、たまには「まとめて作って自分の負担を減らす」(29歳/専門事務職)「ストレスにならないようにレトルトなどを使った」(41歳/専門事務職)といったやり方も、上手に離乳食と付き合うコツかもしれません。

赤ちゃんが健やかに成長するためには、住環境と合わせて、「食」の面でも細やかな気遣いをしたいところ。

子育て期間の中でもまさに期間限定の「離乳食」、ママも一緒に楽しんで味わってみてはいかがでしょうか。

文・エスタイル【アンケート対象】調査時期 :2013年3月15日〜2013年3月22日調査対象:マイナビニュース会員調査対象 :女性164名調査方法 : インターネットログイン式アンケート